「精密部品研磨」カテゴリーアーカイブ

プレート研削 超特急研磨加工 SK5M

本日は、プレート研削を、超特急加工に対応した事例をご紹介します。

こちらは、いつもお世話になっております切削加工メーカー様から超特急にて研磨加工のご相談を受けました。

お客様自身も極端な短納期の為に非常にお困りでした。
研磨後もフライス、ワイヤーカットなどの工程も控えているようです。

本日のお昼過ぎに製品をお持ちいただきまして、今日中に加工を完了することがお客様のご要望でした。

なんとか、やり繰りすれば出来ると判断してお受けすることにしました。

依頼内容
材質:SK5M 230*230*4.0(±0.05)研磨代0.5 2枚

依頼内容は全く問題ありません。
ただ、ただ時間勝負です。

加工終了間際に、お客様が引取りに再来社され無事納品いたしました。

今回のような急ぎの案件、「1個だけ研磨して欲しい」などの要望も私の都合がつく限り対応させていただきます。

レスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

 

ハイトゲージ スクライバ再研磨

皆さんこんにちは!
レスキュー研磨工場 ジートライズの工場長、杉浦です。

本日はハイトゲージのスクライバの再研磨のご紹介をします。
こちらは、いつもお世話になっております、切削加工メーカー様より再研削加工のご依頼を頂きました。

刃先部が超硬になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先端部が少し欠けているのがお判りでしょうか?

依頼品はそんなに悪い状態でありませんが、このように先端部が欠けてしまうと、滑ってしまって、うまくケガキが出来なくなってきます。

そうなってきましたら、スクライバの再研磨をしてみては如何でしょうか?

材質が、鋼材などでありましたら、砥石で研磨出来ますが、今回のような超硬はダイヤモンドホイールを使用して研磨します。

 

 

 

 

 

 

再研磨後です。
新品のように「スパッ」 と気持ち良くケガキが出来るようになります。

まだまだ充分に使用出来ますね。
これもひとつの「エコ」につながります。
レスキュー研磨工場 ジートライズでは、検査具やゲージ製作のノウハウを使い、刃物の再研磨や、治具類などのメンテナンスのご相談を承っています。

御社の加工治具やバイスの口金等を一度リフレッシュしてみませんか?
加工精度が上がりますよ~。

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

SCM 真鍮 研磨加工

こんにちは!
レスキュー研磨工場 ジートライズの杉浦です。

本日、ご紹介する製品はこちら。

弊社がお取引をしております機械販売会社共同機工株式会社様よりご紹介頂きました 切削加工メーカー様からの研削加工依頼です。

従来お願いしていた、研磨加工屋さんが廃業された為、研磨加工業者を探されていた為、弊社をご紹介頂きました。
ありがとうございました。

早速、依頼先メーカー様と連絡を取り、お見積りを提出させ頂き、後日ご注文頂きました。

仕様打ち合わせ、納期等の確認後、加工着手いたしました。

材質はSCM440Pと真鍮から出来ています。
加工精度は厚み25 0~-0.1 段差精度15.5 0~+0.1でしたので加工精度は問題なさそうです。

要望として、下面(母材、真鍮)の面は出来るだけ傷を付けないように!とっのことでした。
図面にはシールリングと記載してありましたので密閉性が必要の為でしょうかね。

あと、形状が異型の為、下面を研磨する時に空洞になる為バウンドして研磨出来るか?が心配でしたが、予定通りに加工出来ましたので良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日納品にお伺いして製品を確認頂きました。
仕上がり精度、外観の傷等、とても気にって頂けましたので安心しました。

今回のように、従来お取引のある、研磨屋さんで対応出来なくなった、納期対応出来ない等でお困りでしたら、お気軽に、レスキュー研磨工場 ジートライズまで。

工場長 杉浦友一がご相談に乗ります。
お気軽にお問合せ下さいませ。
1個だけでももちろん大丈夫です!

SUS440C研磨 ステン研削

こんにちは!
レスキュー研磨工場 ジートライズの工場長、杉浦です。

本日はステンレス研磨についてご紹介します。

こちらは、いつもお世話になっております春日井市にあります航空機部品や工作機械部品など非常に精密な部品加工を手がけて見えますメーカー様より研磨加工依頼を頂きました。


SUS440C 焼入済

初めてSUS440Cを研磨しましたが、440Cは磁性が有るため予想していたよりも加工がしやすかったです。

砥石の切れ味が落ちてくるとやや、焼け気味になりますので、砥石の状態に気を付けながら作業を進めました。

7面研磨です。
加工精度は研磨後に次工程の JG(ジグ研磨)がお客様の社内にて加工される為に研磨精度は平面度、平行度、直角度、5ミクロン以内です。

次工程の取代に注意しながら作業を進めます。
取代が多すぎてもいけませんし、少なすぎて黒皮(研磨が全面に当ってない事)が残ってもいけませんので何度も、取代を確認しながら作業を進める事がが大切です。

無事すべて指定された交差に仕上がりました!

後日お客様より交差、直角度など精度が「バッチリ」仕上がってましたので次工程のJGもスムースに出来ましたと、嬉しいご連絡を頂きました。

ステンレス研磨、非常に難易度が高いですが条件付きにてレスキュー研磨工場 ジートライズがお困り解決します。

まずは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

数物 厚み出し作業 高さを揃える

皆さん、こんにちは。
レスキュー研磨工場 ジートライズの杉浦です。

本日ご紹介する製品はこちら
総数540個の数物研磨です。
こちらは、外径Φ19 L=30±0.02

交差は ±0.02ですが全数交差を±0.005以内に揃えて欲しいという要望でした。

つまり、1個寸法を0に仕上げたとすると残りの539個を±0.005以内に揃えなければいけません。

研磨加工は寸法を揃える為の作業になりますが、ミクロン台の交差を揃えるには、経験が必要になります。
なかなか簡単には揃いません。

今回結論から申し上げますと、非常に苦労しました。

Φ19に対して長さが30ミリ。多数並べて加工するには微妙な高さです。

最初は研磨機の作業テーブルに出来るだけ並べて作業を始めましたが、磁気が弱い所が何箇所かありました。

磁気をONにしていても何個かは手で動くほどの磁気の強さでした。

せっかく並べたので作業を開始しましたが・・・
研磨中にも品物が動き「ピシ、ピシ」と音がして、動いているのが分かります。

非常に危険な状態です。
加工をしていても非常に怖いです。

もし、1個でも大きく動けば、品物が砥石に大きくあたり、砥石が割れる可能性もあります。

ですから、切り込みと送りが非常に少しづつしか送れませんので非常に時間が掛かります。

すぐに諦めて再度、加工方法を検討し、10個づつを確実に寸法が揃う方法で加工を進めました。

段取り回数は増えてしまいますが確実と安全第一ですので(笑)

加工後は1個づつ高さを調べます。


ちょっと油断すると交差を外してしまいますので焦らず慎重に作業を進めました。

時間は掛かりましたが無事終了。

防錆油を塗布して完成です。\(^▽^)/

厚みや高さを揃えるなど整列度を出す作業もレスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

溝研磨 精密部品研磨加工

みなさん、こんにちは!レスキュー研磨工場 ジートライズの工場長、

杉浦です。

本日ご紹介する物は精密部品研磨です。

こちらはいつもお世話になっております商社様から研磨加工6個をご注文頂きました。

形状と溝部の研磨加工が少々厄介です。

溝部を御覧ください。

ニガシ溝がありませんが「出来るだけコーナーをピン角にして欲しい」との要望でしたので、荒加工後、砥石を少し硬い物に交換しまして仕上げ加工をしました。

そうすることによりブロックゲージがピッタリと着いているのが分かりますでしょうか?

これで0.3R以下くらいです。

又溝幅はブロックゲージにて確認します。

溝幅は14ミリのH7交差ですので、14ミリのブロックはスムースに動くまで少しづつ広げます。

 

14.01のブロックは入口が少し入る位です。

+0.008~+0.01にて仕上がりました。

溝部の現合、滑合などのご要望もゲージ製作の経験から対応可能です。

溝研磨のご相談、ご依頼はレスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にご連絡下さいませ。

隙間調整用スペーサー 高精度用

皆様、こんちにちは! レスキュー研磨工場 代表兼、工場長の杉浦です。 本日は愛知県犬山市に事業所があります、切削加工の個人事業主の方からご注文頂きました。


隙間調整用スペーサー 高精度用です。

寸法精度は±0.01ですが出来るだけ「0を狙って欲しい!」とのことでした。

そこで、今回は0~+0.005を目標数値として加工をしました。

仕上がり実測値は0~+0.003で仕上がりました。

通常±0.01位の精度ですとマイクロメーターを使用しますが今回は、ゲージ並みの寸法精度でしたので「指示ベンチスナップゲージ」(Mahr社)という測定具を使いました。

ブロックゲージを0点にセットして比較をしながら交差に仕上げていきます。

マイクロメーターと大きな違いはビルトインスプリングにより一定な測定圧が得られることと、ダイヤルにてミクロン台の数値が読み取れることが最大の違いです。

これにより、常に安定した実測値が得られます。

測定毎に実測値がコロコロ変わることは最悪で、作業をしていても非常に神経を使いとても疲れてしまいます。

Mahr社はゲージ業界ではお馴染みです。

測定具ではトップメーカーです。

とてもオススメですよ。

レスキュー研磨工場 ジートライズではお客様の用途により、各種測定具を使い分けて加工をしてます。

専用機、金型などの調整用シム、スペーサー、ライナーなどのご相談はレスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽に相談下さいませ!

 

SKD11 部品研磨

本日はSKD11の研磨加工品についてご紹介します。

こちらは、名古屋市西区の切削加工メーカー様からのご依頼です。
製品サイズは50*50*500 3本 4面研磨 平行、平面度を0.02以内という加工条件でした。

この加工で一番の難所はやはり材質ではないでしょうか。

砥石でも研磨可能だと思いますが、頻繁にドレスを行う事が必須と考えられましたのでジートライズでは今回CBN(ボラゾン)という砥石を選定しました。

ボラゾン砥石は、砥粒(砥石の粒)にCBNを使っているため、鉄を含んだ素材の研磨、たとえばハイス鋼(高速度鋼,SKH)や、クロムモリブデン鋼(クロモリ、SCM)、ベアリング鋼(SUJ)、ダイス鋼(SKD)、合金工具鋼(SKC)など、鉄系の高度が高い(硬い)材質によくマッチする砥石です。

砥石より格段に耐久性が上がります。

CBNでも使っているうちに切れ味が落ちてくることがあります。これは自生作用だけで砥粒の目立てが間に合わないためで、目詰まりを起こしやすい加工対象や加工方法、砥粒が磨耗してしまう目つぶれを起こした場合に軟鋼などを研削をして砥石の切れ味を回復させます。

レスキュー研磨工場 ジートライズでは難削材にマッチした砥石を

各種取り揃えています。

SKD、SKHなどの研磨加工でお困りの方はお気軽に

レスキュー研磨工場 ジートライズまでお問い合わせ下さい!