SKD11 長尺研磨特急対応しました。

本日は長尺研磨についてご紹介します。

こちらは、いつもお世話になっております、岐阜県で検査具、ゲージをはじめ治工具や検査機・試験機等の設計・製作を手がけて見えるメーカー様よりご依頼をいただきました。

ご依頼先のメーカー様の社内にはひと通りの加工機をお持ちですが今回はワークの大きさ(長さ)がネックになったようです。

金曜日ご連絡を頂き月曜日中に仕上げて欲しいとのことでした。
対応可能であれば土曜日に製品を持ち込むとのことです。

ただ、弊社もタイミング悪く、作業が混み合っていましたが、ご担当の副社長さんも非常にお困りでした。

メールと電話で、ひと通りの打ち合わせ後、なんとかやり繰りすれば対応出来そうでしたのでお受けすることにしました。

翌日、副社長さんが直々に製品をもって、来社いたしましたので早々に作業開始です。

作業内容

材質:SKD11
数量:3本
全長(L=331)、320.5±0.1、42±0.01、4面研磨
研磨代がやや多い0.3~0.5

作業順序
1 直角出し
2 全長研磨
3 320.5 サイド研磨にて荒加工
4 42 荒加工
5 3と4のコーナー部 2R加工
6 320.5 サイド研磨にて仕上加工
7 42 ±0.01仕上げ加工

厚み(板厚)「60」はお客様にて研磨加工をされていましたので、その面を基準にまずは直角出しと全長の研磨をします。

弊社の機械は改造してありますので小さな砥石を付ければ330位の長さ、(高さ)迄、研磨加工が出来ます。

5番の加工は成形研磨機にて砥石を2Rに成形して加工をしました。
いわゆる、「つなぎ」の加工です。

で、 無事完成しました。

今回の様に、長尺研磨でお困りの方、短納期でお困りの方、まずはお気軽にレスキュー研磨工場 ジートライズまでご連絡下さい。

私の都合がつく限り対応させて頂きます。
もちろん対応出来ない時もありますのでご了承くださいね!