金型調整用ライナー 薄物研磨加工

こんにちは!
レスキュー研磨工場 ジートライズの杉浦です。

本日は金型調整用ライナー シムについてご紹介 します。

こちらは、いつのお世話になっております、切削加工メーカー様から研削加工依頼を頂きました。

材質:SK5M 300*300*1.50(0~-0.01) 2枚
300*300*1.46(0~-0.01)13枚

リピート品で、毎回寸法が 変更になります。
こちらの製品を使用してプレス金型の調整をされるそうです。

板厚が薄い為に磁気の利が悪くなってきますので、研削熱により食い込みが生じることもし数々ありますので、つねに砥石が切れる状態を確保しなければなりません。

少しでも油断をすると、研削熱により素材が持ち上がり食い込む、さらに素材が持ち上がり食い込むを繰り返し。。。。

研削焼けで黒くなりますし、歪がかなり大きく出てしまいます。(弓のようになってしまうこともあります。)

何箇所か測定をしながら平行度(厚みが均一)に注意しながら作業を進めます。

薄物の研磨でお困りの方レスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にご相談くださいませ!

 

レール 精密部品研磨

本日は、インターネットよりご注文を頂きました、名古屋市内の加工メーカー様より、2回目の注文を頂きました製品のご紹介します。

今回はお客様の希望価格と弊社の見積もり価格でやや開きがありましたので話し合いの結果、溝研磨なし(お客様社内加工)にてご注文を頂きました。

材質がS45C、2個 27*100*500
8面の研磨加工になります。

加工条件
平面度(歪)0.03以下、90度の角度は傾斜台の目盛と、サインバーで確認することでした。

90度の角度部が高周波焼入済で、全体の歪は0.15位有りました。

研磨代が0.3~0.5位とやや多かったです。

早速、作業を開始します。
まずは荒研磨で大まかな歪抜きながら、各寸法を一般交差まで追い込みます。

取代が多い場合は一度荒加工をしませんと、次工程の最中に研磨の加工熱により歪が再び発生してしまう為に必要なんです。

材質や形状によっては、0.01位触る(研磨)するだけで、歪が出てきてしまうこともあるんですよ。

今回は角度部の研磨の時に再び歪が出てきました。(0.05位)
荒加工が終わったら今度は1枚ずつ仕上げの研磨で歪を 再度抜いてきます。

大方は予想の範囲でしたので仕上げ作業で歪は0.01以下で収まりました。

研削加工などでうまく歪が抜けない時や、角度の研磨のみなど、御社で加工が出来ない、または加工困難等でお困りの方はお気軽にレスキュー研磨工場 ジートライズまでご相談下さいませ。

プレート研削 超特急研磨加工 SK5M

本日は、プレート研削を、超特急加工に対応した事例をご紹介します。

こちらは、いつもお世話になっております切削加工メーカー様から超特急にて研磨加工のご相談を受けました。

お客様自身も極端な短納期の為に非常にお困りでした。
研磨後もフライス、ワイヤーカットなどの工程も控えているようです。

本日のお昼過ぎに製品をお持ちいただきまして、今日中に加工を完了することがお客様のご要望でした。

なんとか、やり繰りすれば出来ると判断してお受けすることにしました。

依頼内容
材質:SK5M 230*230*4.0(±0.05)研磨代0.5 2枚

依頼内容は全く問題ありません。
ただ、ただ時間勝負です。

加工終了間際に、お客様が引取りに再来社され無事納品いたしました。

今回のような急ぎの案件、「1個だけ研磨して欲しい」などの要望も私の都合がつく限り対応させていただきます。

レスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。