レール 精密部品研磨

本日は、インターネットよりご注文を頂きました、名古屋市内の加工メーカー様より、2回目の注文を頂きました製品のご紹介します。

今回はお客様の希望価格と弊社の見積もり価格でやや開きがありましたので話し合いの結果、溝研磨なし(お客様社内加工)にてご注文を頂きました。

材質がS45C、2個 27*100*500
8面の研磨加工になります。

加工条件
平面度(歪)0.03以下、90度の角度は傾斜台の目盛と、サインバーで確認することでした。

90度の角度部が高周波焼入済で、全体の歪は0.15位有りました。

研磨代が0.3~0.5位とやや多かったです。

早速、作業を開始します。
まずは荒研磨で大まかな歪抜きながら、各寸法を一般交差まで追い込みます。

取代が多い場合は一度荒加工をしませんと、次工程の最中に研磨の加工熱により歪が再び発生してしまう為に必要なんです。

材質や形状によっては、0.01位触る(研磨)するだけで、歪が出てきてしまうこともあるんですよ。

今回は角度部の研磨の時に再び歪が出てきました。(0.05位)
荒加工が終わったら今度は1枚ずつ仕上げの研磨で歪を 再度抜いてきます。

大方は予想の範囲でしたので仕上げ作業で歪は0.01以下で収まりました。

研削加工などでうまく歪が抜けない時や、角度の研磨のみなど、御社で加工が出来ない、または加工困難等でお困りの方はお気軽にレスキュー研磨工場 ジートライズまでご相談下さいませ。

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