精密部品の研磨加工

みなさま、こんにちは!
レスキュー研磨工場 (株)ジートライズの杉浦です。

またまた、久々のブログ更新になってしまいました^^;

本日は部品研磨のご紹介をいたします。

こちらは、切削加工業を営んでいます友人から材料支給にて全加工(切削加工~研削加工)にてお手伝いをさせていただきました。

本来なら友人の会社にてフライス加工を行うのですが、とても忙しいとのことでしたので今回は弊社がいつもお願いしています外注さんにお願いして加工してもらいました。

研磨加工前です。
ここからが、弊社にて研磨加工をします。

加工仕様
材質:S50C
サイズ:10*30*40
研磨箇所:6面
研磨目が必要だけなため加工精度はなし!
納期:2週間

今回の案件は本来はL型の内側のみの研磨指示でしたが、打ち合わせ段階で付加価値を上げたい為に出来るだけ全面研磨して欲しい、と要望をいただきましたので 、6面研磨仕様で了承いただきました。


作業手順
1 T=10
2 直角出し 幅30
3 直角出し 長手方向40
4 L部2面研磨

研磨加工を行う事により、整列度、直角度、面粗さ共に
切削加工仕様よりも格段に精度が上がります。

また、社内に研磨加工機がなくて切削加工で苦労して仕上げている !!
等・・・。

状況によっては研磨加工で仕上げた方がコストが安くなる場合もあります。

普段弊社は、5μ以下の高精度精度な研磨加工を行なっていますが
今回の案件の様に

付加価値を上げたい為に研磨して欲しい!(研磨目が欲しい)
1個だけ研磨して欲しい!
◯◯の部分のみ研磨して欲しい!
納期が間に合わない時など

などなど・・・。
比較的ラフな研磨加工もお手伝いをさせていただいています。

研磨加工でお困りの方、どんなことでもお気軽にレスキュー研磨工場 (株)ジートライズまでお気軽にご相談下さいませ。

私が出来る限り誠意を持って対応いたしまーす

今回は名古屋市内でしたので納品&お茶を飲みにいってきました (^^)

ありがとございました!!

おかげさまで法人化いたしました!

みなさん、こんにちは!
レスキュー研磨工場 ジートライズの代表を努めます杉浦です。

本日は弊社法人化につきましてご報告いたします。

平成24年5月11日より新たに株式会社 ジートライズとして新たに再出発する運びとなりました。

これも日頃からの皆様方のご支援によるものと心より感謝いたしております。

とは言っても特別に、スタッフが入るわけでもなく、また設備が増えるわけでもありません。

全く従来通りですのでご安心下さい。
私、杉浦友一が打ち合わせから、加工まですべて責任をもって対応いたします。

普段中々外に出れない私。
今回法人化あたり、お取引先様、仕入先様などをできる限りご挨拶に伺おうと思いました。

本当に沢山の方とお話をしたり、お会い出来て、とても充実した数日間でした。

色んな方々とお話をする中から今回新たな気づきがありました。

その気づきとは「コミニュケーション」の重要性。

ご挨拶中の様々な会話の中から改めてコミニュケーション重要性をとても強く感じました。

これも、今回の法人化というアクションを起こさなければ気づかなかったかもしれません。

ポジティブに考えなければいけませんね!
気づきに感謝、感謝です。

面談いただきました皆様、お忙中大変貴重なお時間いただきまして誠にありがとございました。

また、今回ご挨拶に伺えなかったお取引様、仕入先様、どうかご了承くださいませ。

今後共、何卒旧倍のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

株式会社 ジートライズ
代表取締役 杉浦 友一

細長研磨加工をお困りの方へ!!

本日は精密部品研磨についてご紹介いたします。こちらは弊社のご近所の切削加工メーカー様より研削加工のご依頼をいただきました。

事前の電話にて、使用打ち合わせと、持ち込み日のご連絡をいただきました。

製品仕様
材質: S50C(調質材)
製品サイズ:295×33.5×15
4面研磨
交差:6.5±0.01(65幅溝底面)、先端部7.5±0.01
基準面平面度0.01以下→実測値0.005

平面研磨加工経験者の方ですと、敬遠される案件です。
私も、すぐに難儀する加工になると想像しました。

加工ポイント
・このような異型な形をした加工物を(細長くて更に真ん中が抜けている)平面度0.01以下に抑えることが最も重要な作業になります。

これだけ細くて長いものは研磨加工が非常に難しいのです。
なかなか真っ直ぐになりません^^;

もちろん研磨加工時には研削液は掛けて加工するのですが、ごく僅かな研削熱で反りが出てきてしまいます。

真ん中の溝の底面(6.5±0.01)を研磨するだけでも反りが出てしまうこともあります。

このような品物は一通り研磨箇所を様子を見ながら作業を進める必要があります。(荒加工が必要になります)

例えば基準面を苦労して仕上げたとしても上の写真の溝の底面をさらっと研磨しただけで基準面に反りが出てしまうことはよくあります。

また、今回はこのような形状で33.5の巾研磨(1面)もあります。
通常であればイケールにて直角出しを行うのですが今回はサイド研磨にて仕上げました。

最後は基準面から7.5±0.01の仕上げ作業です。
こちらは、成型研削盤にて仕上げました。

今回の様な細長研削加工、異型などの研磨加工でお困りの方、一度お気軽にレスキュー研磨工場 ジートライズまでお気軽にご相談下さいませ。