SKD11 部品研磨

本日はSKD11の研磨加工品についてご紹介します。

こちらは、名古屋市西区の切削加工メーカー様からのご依頼です。
製品サイズは50*50*500 3本 4面研磨 平行、平面度を0.02以内という加工条件でした。

この加工で一番の難所はやはり材質ではないでしょうか。

砥石でも研磨可能だと思いますが、頻繁にドレスを行う事が必須と考えられましたのでジートライズでは今回CBN(ボラゾン)という砥石を選定しました。

ボラゾン砥石は、砥粒(砥石の粒)にCBNを使っているため、鉄を含んだ素材の研磨、たとえばハイス鋼(高速度鋼,SKH)や、クロムモリブデン鋼(クロモリ、SCM)、ベアリング鋼(SUJ)、ダイス鋼(SKD)、合金工具鋼(SKC)など、鉄系の高度が高い(硬い)材質によくマッチする砥石です。

砥石より格段に耐久性が上がります。

CBNでも使っているうちに切れ味が落ちてくることがあります。これは自生作用だけで砥粒の目立てが間に合わないためで、目詰まりを起こしやすい加工対象や加工方法、砥粒が磨耗してしまう目つぶれを起こした場合に軟鋼などを研削をして砥石の切れ味を回復させます。

レスキュー研磨工場 ジートライズでは難削材にマッチした砥石を

各種取り揃えています。

SKD、SKHなどの研磨加工でお困りの方はお気軽に

レスキュー研磨工場 ジートライズまでお問い合わせ下さい!

 

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