本日は、SKD11の小物部品研磨加工のご紹介をします。
こちらは、個人事業にて切削加工業を営んでいる加工屋さんからご依頼をいただきました。
切削加工屋さんは、今回切削加工から研削加工までの全加工で請け負うことが受注条件でした。
いわゆる共同受注でお手伝いさせていただきました!
また、納期があまりなくお急ぎの案件です。
弊社は焼入後からの研磨加工になります。
事前に持ち込み日の予定を聞いておりましたので、いただいた、当日に完成させました。
今回の加工条件です。
材質:SKD11
個数:2個
ワークサイズ:7☓16.1☓42 6面研磨
交差は0.05程度で比較的 ラフです。
加工ポイント
・ワークが小さくて異型な形の為、研磨加工がし辛い。
・材質がSKD11の為砥石がすぐに切れなくなる。
今回、弊社では基準面は平面研削盤で加工して、直角出し、サイド研磨、角度研磨は成型研削盤にて小型のチャック(磁気が強力タイプ)を使い、更にクランプを工夫しながら加工をしました。
平面研削盤で大きな砥石(Φ305 T=30)での細かな加工は非常に作業性が悪いため、今回弊社では細かな研削加工は 成型研削盤で(Φ180 T=5)程の小さめな砥石を選んで加工しました。
砥石も作業内容にあわせて各種サイズを取り揃えています。
今回のように、切削加工業者様で、研磨設備が無いメーカー様、小物研磨加工でお困りの方、お気軽にレスキュー研磨工場 ジートライズ迄ご連絡下さいませ。
単工程、1個だけの平面研磨加工でも喜んで対応させていただきます!